メンタル養生

心と身体は、切り離して考えることができません。

中医学では、心の働きを「神(しん)」と呼び、神が穏やかで安定していることが、心身の健康につながると考えます。

忙しい毎日の中では、知らず知らずのうちに心も疲れています。
少し立ち止まって自分の心に目を向けることも、大切な養生です。

メンタル養生法

呼吸を整える

呼吸を整える

ストレスや緊張が続くと、呼吸は浅く速くなり、自律神経も乱れやすくなります。
そんなときこそ、ゆっくり息を吐くことを意識してみましょう。

深呼吸は心と身体の緊張をやわらげ、自律神経を整え、気持ちを落ち着かせてくれます。

瞑想を取り入れる

瞑想を取り入れる

数分でも静かに目を閉じ、自分の呼吸や身体に意識を向ける時間をつくりましょう。
頭の中が整理され、心にゆとりが生まれます。

忙しい毎日だからこそ、「頭を休ませる時間」を意識して持つことも、大切な養生です。

五感に意識を向けてみる

五感に意識を向けてみる

考えごとが止まらず、頭の中がグルグルし始めると、心も身体も疲れてしまいます。
そんなときは、五感に意識を向けてみましょう。

お茶やアロマ、花々の香り。食べ物の味。鳥のさえずりや波の音。
風やマッサージなど、肌で感じる心地よさ……。

「感じること」に意識を向けると、自然と頭の中の喧騒が静かになり、心に落ち着きが戻ってきます。

自然の中でゆったり過ごす

自然の中でゆったり過ごす

水のせせらぎ、鳥のさえずり、風に揺れる木々の音、緑や青空……。
自然がもつ音や景色には、心を穏やかにし、緊張をやわらげる力があります。

公園を散策したり、空を見上げたりと、自然を感じる時間を日常に取り入れてみましょう。

「今日のHAPPY」を3つ書き出す

「今日のHAPPY」を3つ書き出す

一日の終わりに、「今日うれしかったこと」「よかったこと」を3つ書き出してみましょう。

小さな幸せに目を向ける習慣は、心を穏やかにし、前向きな気持ちを育ててくれます。

今日からできる、心を整える小さな習慣

頑張りすぎない

知らず知らずのうちに、自分のキャパシティを超えて頑張りすぎていませんか?

中医学では、心身のエネルギーである「気」は、使いすぎると不足すると考えます。
完璧を目指しすぎず、「今日はここまで」と自分をいたわることも、心を整える一歩です。

よく笑う

笑いには気の巡りを良くし、心を軽くする力があります。

楽しいことを見つけたり、好きな人と笑い合う時間は、心にとって最高の栄養です。

泣くことも大切

涙を流すことで、張りつめていた気持ちがゆるみ、心がすっきりすることがあります。

無理に我慢せず、泣きたいときは素直に涙を流してみましょう。

自分を責めない

落ち込んだときほど、自分に優しい言葉をかけてあげましょう。

心がゆるむと、身体の緊張も少しずつほどけていきます。

趣味を楽しむ

好きなことに夢中になる時間は、気持ちをリフレッシュさせ、気の巡りを整えてくれます。

「好き」「楽しい」と感じる時間を大切にしましょう。

気の合う人と共に過ごす

波長の合う人と一緒に過ごしたり、語り合ったり、食事を楽しんだりする時間は、気を巡らせて心を充電してくれます。
楽しい時間を共有することで心がほぐれ、気持ちが自然と軽くなることも。

心地よい人とのつながりが、心を元気にしてくれます。

情報を入れすぎない

情報があふれる現代では、知らないうちに心も疲れてしまいます。

スマートフォンやSNSから少し離れ、自分の心が静かになる時間を意識してつくってみましょう。

心を整える小さな習慣を、ひとつずつ取り入れていきましょう。