腎虚(じんきょ)
腎虚(じんきょ)は、中医学でいう「腎」の働きが弱り、身体を支える力が不足している状態です。
腎は、成長や生殖、老化に深く関わり、骨や歯、髪、耳、排尿などとも関係しています。
そのため腎の働きが弱ると、腰や膝のだるさ、耳鳴り、髪や歯の衰え、尿のトラブルなど、年齢とともに感じやすい不調があらわれることがあります。
また、腎虚には、「冷えやむくみが目立つタイプ(腎陽虚)」と、「のぼせやほてり、乾燥が目立つタイプ(腎陰虚)」があります。
起こりやすい症状
- 腰や膝がだるい、力が入りにくい
- 疲れやすく、体力の衰えを感じる
- 足腰が弱ってきた
- 耳鳴りがする
- トイレが近い、夜中にトイレに起きる
腎陽虚に起こりやすい症状
- 身体が冷えやすい
- 腰や下半身が冷える
- むくみやすい
- 寒がり
- 朝起きるのがつらい
腎陰虚に起こりやすい症状
- のぼせやほてりがある
- 寝汗をかきやすい
- 口や喉が渇きやすい
- 肌や髪が乾燥しやすい
- 手足がほてる
「以前より疲れやすくなった」「足腰が弱ってきた気がする」「冷えやほてりなど、身体の変化を感じる」ことはありませんか。
年齢とともに身体が変化していくことは、誰にでも訪れる自然なことです。
だからこそ、若い頃と同じように無理をするのではなく、今の自分の身体に目を向け、いたわることが大切です。
毎日の暮らしを少しずつ整えながら、これからの身体を大切に育てていきましょう。
おすすめの対策

睡眠と休息を大切にしましょう
腎虚の方は、疲れをため込みすぎないことが大切です。
夜更かしを続けたり、無理を重ねたりせず、毎日の睡眠と休息をしっかり確保しましょう。
「まだ大丈夫」と頑張り続けるより、疲れを感じたら早めに休むことも、これからの身体を守る大切な養生です。

足腰を適度に動かしましょう
腎は、骨や足腰と深い関わりがあります。
ウォーキングやストレッチ、軽いスクワットなどで、無理のない範囲で身体を動かしましょう。
激しい運動を頑張るよりも、毎日少しずつ続けることが大切です。
いつまでも自分の足で歩き、動ける身体を保つことを意識しましょう。

冷えが強い方は、身体を温めましょう
冷えやすく、むくみやすいタイプの方は、身体を冷やさないことを意識しましょう。
腹巻きやレッグウォーマーなどを活用して、お腹や腰、足元を温めるのがおすすめです。
冷たい飲み物や食べ物の摂りすぎにも注意し、身体を内側から冷やしすぎないようにしましょう。

のぼせやほてりがある方は、潤いを守りましょう
のぼせやほてり、寝汗、乾燥などが気になる方は、身体の潤いが不足している可能性があります。
サウナや長時間の熱いお風呂などで、汗をかきすぎないよう注意しましょう。
身体を消耗させすぎず、ゆっくり休むことも大切です。
おすすめの漢方薬・健康食品
ご紹介している漢方薬・健康食品は一例です。ご体調によって、他の漢方薬や健康食品をお薦めする場合もございます。











