中医学での体質タイプ

痰湿(たんしつ)

痰湿(たんしつ)は、体の中に余分な水分や老廃物がたまっている状態です。
食べすぎや甘いもの・脂っこいものの摂りすぎ、運動不足などによって胃腸の働きが低下すると、水分代謝が悪くなり、「痰湿」がたまりやすくなります。

身体が重だるい、むくみやすい、痰が多いなどの不調が続く方に多く見られる体質です。

起こりやすい症状

  • 身体が重だるい
  • 頭が重い、すっきりしない
  • むくみやすい
  • 痰が多い、鼻水が出やすい
  • 食後に眠くなる
  • 健康診断で悪玉コレステロールや中性脂肪が高いと言われたことがある

身体が重だるい、むくみやすい、痰が多い…。そんな不調はありませんか。
中医学では、このような状態は、体の中に余分な水分や老廃物(痰湿)がたまっているサインと考えます。
まるで体の中に"ヘドロ"がたまっているような状態です。

まずは体の中の大掃除(デトックス)を意識し、胃腸を整えながら、ため込まない生活習慣を心がけていきましょう。

おすすめの対策

胃腸を休ませる時間をつくりましょう

胃腸を休ませる時間をつくりましょう

痰湿体質を改善するためには、まず胃腸を元気にすることが大切です。

食べ物が胃に入っていない時間をつくることで、胃腸は本来の働きを取り戻しやすくなります。
夜遅い食事や間食を控え、胃腸をしっかり休ませる時間をつくりましょう。

また、食べすぎは胃腸に負担をかけ、「痰湿」をためる原因になります。腹八分目を心がけることも大切な養生です。

「肥厚甘味(ひこうかんみ)」は控えめにしましょう

「肥厚甘味(ひこうかんみ)」は控えめにしましょう

中医学では、脂っこい肉料理や揚げ物などの「肥(ひ)」、味の濃いものの「厚(こう)」、甘いものの「甘(かん)」を合わせて「肥厚甘味」と呼びます。
これらは胃腸に負担をかけ、余分な水分や老廃物(痰湿)をためやすくする食べ物です。

毎日ではなく「たまの楽しみ」にするなど、無理のない範囲で減らしていきましょう。

身体を動かして巡りを良くしましょう

身体を動かして巡りを良くしましょう

ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、水分代謝を促し、「痰湿」をため込みにくい身体づくりにつながります。
「少し汗ばむ」程度を目安に、無理なく毎日続けることがおすすめです。

デトックスを助ける食材を取り入れましょう

デトックスを助ける食材を取り入れましょう

はと麦、小豆、大豆、冬瓜、きのこ類、海藻類、大根などは、余分な水分や老廃物の排出を助ける食材です。

冷たい飲み物やアイスなどを摂りすぎると胃腸が冷え、消化や水分代謝の働きが低下してしまいますので、なるべく常温や温かい飲み物を選び、胃腸を冷やさないよう心がけましょう。

おすすめの漢方薬・健康食品

星火温胆湯
せいかうんたんとう

第2類医薬品

シベリア霊芝茶
しべりあれいしちゃ

健康補助食品

ご紹介している漢方薬・健康食品は一例です。ご体調によって、他の漢方薬や健康食品をお薦めする場合もございます。