みをつくし料理帳の「ははきぎ飯」
2019-12-16
かねてから好きだった NHK のドラマ「みをつくし料理帖」が前後編のスペシャルで帰ってきました♪
（個人的に、相当嬉しいです。）
前編を見ていたら、生薬の「地膚子（じふし）」が登場！
生薬と聞くと、テンションが上がります。（笑）
地膚子はホウキギの実で、腎や膀胱に作用して、むくみや排尿困難・排尿痛などを改善します。「とんぶり」とも呼ばれ、「畑のキャビア」なんて別名もあるくらい、栄養価も豊富です。
ドラマの中で主人公の澪さんが腎障害の老婦人の為に作ったのは、【ははきぎ飯】。
ホカホカご飯にとろろをかけて、地膚子をトッピング。実に美味しそうでした。( ^ω^ )
ちなみにこの 【ははきぎ飯 】に使われている「とろろ＝長芋」もまた、補気の力が強い優秀な食材。
・疲れやすい
・食欲不振
・息切れ
・めまい
・むくみ
・下痢
など気虚（エネルギー不足）の方にオススメです。スーパーで手軽に手に入るのが嬉しいですね。
地膚子（＝とんぶり）はお隣の秋田が産地らしく、ぜひ本場で食べてみたいものです。（お取り寄せも検討中）
ドラマの中では老婦人が「南部藩の出身だった父が・・・」と、地膚子が南部藩でもよく食されていた旨を語っているので、実は岩手県民には身近な食材だったのかも⁉︎
それにしても、本当に良いドラマです。
展開が切なすぎるけど…
小松原さま（森山未來さん）も源斎先生（永山絢斗さん）も男前すぎる！
原作のファンの人たちがここまで実写版を絶賛するのは稀有じゃないかな？とも思います。
年明けには 1 話 〜 8 話まで一挙放送のようなので、ご興味のある方はどうぞ。
丁寧にお料理がしたくなるドラマです。