ご存知ですか?「気象病」:セミナーを実施します!
「今日は関節が痛むから、きっと明日は雨だ!」こんなふうに体調不良で天気を当ててしまう人、皆さんの周囲にもいませんか?
天気によって引き起こされる体調不良は「気象病」と呼ばれ、決して「気のせい」などではありません。
「雨の日は頭が痛くなる」「梅雨時に古傷がしくしく痛む」「台風が近づくと喘息の発作がる」…
これらも全て気象病。ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、関節痛、神経痛、鬱(うつ)や不安症なども気象病の症状のひとつです。現在、気象病で悩む人は日本で約 1000 万人と推定されています。
気象病の主な原因は、気圧の変化。
気圧が変化すると人間の体はストレスを感じ、それに抵抗しようとして自律神経が活性化され、交感・副交感の神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。
ところがこの気象病、病院で検査を受けても特別原因が見つけられないことが多いのが困りどころ。いわゆる不定愁訴という類ですね。この気象病の数々を、中医学ではどのようにとらえ、改善していけるのでしょうか?
このたび 5 月 26 日(日)、中医師の陶 惠寧(とう けいねい)先生をお招きして、この気象病についてお話いただきます。長年モヤっと抱えていた症状の正体が知れる、良いチャンスです。お天気に左右されない体にするには?うまくこの症状と付き合っていくには?等々、これからの生活のヒントをたくさんお持ち帰りくださいね。
日 時: 5 月 26 日(日曜日) 14:00 ~ 16:00 (開場 13:30)
場 所: KAN 薬舗 店内
講 師: 陶 惠寧(とう けいねい)中医学講師
参加費:無料(先着 20 名様限定)
※ 中医学が分かり易い「漢方・中医学がわかる本」をお持ちの方はご持参ください。
病院勤務を経て、広州中医薬大学大学院医学修士課程修了。
北京中医薬大学配属、中医学教育と臨床診療に従事。
1997 年来日、2002 年順天堂大学大学院医学博士修了。
その後、順天堂大学医学部で漢方研究と講義担当。
現在、日本中医薬研究会の中医学講師として、中国漢方の教育と普及に従事。