冬は腎(じん)をケアしましょう!
2016-11-07
最近、めっきりと気温が低い日が続いていますが、急な気温変化で体調を悪くしたり、お風邪などひかれていませんでしょうか。
これは私たちの体の新陳代謝が低下していることも原因です。
冬は、通年の疲れが出やすいので、英気を養い、からだ全体のケアをお願いします。
そこでお勧めの冬の養生ポイントですが、
– 適度な運動、防寒対策で、陽気を守る
– 個々の体質に合った滋養強壮を心がける
ことで、特に「腎」(腰、骨、耳、脳など)の健康を保つことが重要です。
腎をケアするためには、滋養強壮と補腎益精(ほじんえきせい)の食材を摂りましょう!
※ 補腎益精(ほじんえきせい)とは、生命エネルギーである腎精(じんせい)を食養生などで補うことを意味しています。
腎に良い食材とは、
1. 黒い食材(黒豆、牡蠣、舞茸、黒きくらげ、玄米など)
2. 豆類(大豆、小豆、黒豆、いんげんなど)
3. 野菜(ブロッコリー、ほうれん草、白菜、かぼちゃなど)
4. 果物(りんご、キウィ、みかん、ゆずなど)
5. 種実(ごま、胡桃、松の実、くこの実、桑の実など)
6. その他(エビ、マグロ、牛肉、豚肉、鶏肉など)
(ただし摂り過ぎや偏った摂取はご注意下さい)
冬の寒い日や、寒暖の激しい室内とお風呂場などで、血管が収縮し、血流障害が起こることもあります。脳卒中や狭心症の発症率が高いのもこの季節!腎をケアし、からだを温かくして、健やかに冬を過ごしましょう!
KAN 薬舗では、冬に備え、お客様個々の体調や体質に合わせた各種漢方薬の処方、食養生も含めたご相談を承ります。是非、ご来店下さい。