弱点を知れば対策が見える!〜冬の不調〜
2020-08-14
泌尿器系、生殖器系、内分泌系が弱いが弱いヒトは、冬に不調が出やすいかもしれません。
□ 尿トラブル
□ 冷え、低体温
□ 痛み(関節痛や腰痛など)
□ 血圧が不安定
このような症状のヒトには、「腎(じん)」のケアが必要です。
年と共に低下する腎のパワー。腎を補う事は老化予防に直結します。食材としては、ナッツ類(松の実、クコの実、くるみ、等)や黒い食材(黒ごま、黒豆、黒キクラゲ 等)、鹹味のもの(海苔、昆布、海藻類、等)が腎を元気にするといわれています。
もし、ほてり・のぼせ・寝汗・耳鳴り・乾燥肌などがあり、舌の色が紅くて苔が少なめなら、水分不足の【腎陰虚】タイプかもしれません。
このタイプの方は、上記の黒い食材の他、潤いを補う食材(豆乳、梨、柿、白きくらげ、牡蠣、)などもオススメです。
就寝間際までスマホやテレビ、パソコンを見ていると、血を消耗させてしまいます。夜更かしを避けて、たっぷりの睡眠を心がけましょう。
一方で、足腰が冷える・重だるい・頻尿・倦怠感・息切れなどがあり、舌の色が淡くて苔が白いなら、体を温めるエネルギーが不足した【腎陽虚】タイプかも。
冷えが特に苦手な腎なので、暖める事が大事です。冷たい飲み物や食べ物は控え、生姜、ニラ、ネギ、羊肉、牛肉、鶏肉などの体を温める食材を。簡単でバリエーションが豊富な鍋料理がオススメです。
腰や下腹部にカイロを貼って温めたり、足湯や温灸をこまめに行って血の巡りを良くしましょう。