スベリヒユを食卓に!
2022-08-24
よくお庭や畑に生えている【スベリヒユ】という植物を、見たことはありませんか?
普段は雑草としてブチブチ引き抜かれてしまいがちですが、実はこのコたち、かなり優秀な生薬なのです!
彼らの生薬名は、【馬歯莧(バシケン)】といいます。身体の湿熱をとってくれるので、下痢や血便、皮膚炎などに使われてきました。
(※下痢はあくまでも、食積や発熱などの湿熱性の下痢の時。冷えると下痢する慢性下痢には使いません。)
今回、畑で採取したスベリヒユを軽く湯がいて胡麻ドレッシングで食べたら・・・めちゃくちゃ美味しい!!(*^^*)
苦味やえぐみも無くて、子供たちでも食べられちゃいました。
そういえば中薬学の授業の時、
「夏の下痢予防に、餃子の具や、お粥に入れても良いよ。」
と、先生が言ってたっけ・・・。
店頭では、オリエンタルハーブとして製剤化されたものをよく使います。
湿熱をとりつつも、適度な潤いを与えてくれるスグレモノ!
今の時期、せっかく生のスベリヒユがあちこちに生えているのだから、ちょこちょこ食卓に取り入れたいですよね。