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つらい PMS には、温かいスープを!

2016-11-29

攻撃的で怒りっぽくなる、無性に甘いものばかり食べてしまうなど、自制が利かなくなり、「毎月、この時期が来るのが憂鬱」と感じる PMS。

中医学では、これらの症状は、「肝血」の不足から生じると考えられています。

中医学では、五臓の一つである「肝」は、情緒を安定させる働きを持ち、ストレスによって影響を受けやすいと言われています。

 

また肝は全身に栄養を送る血の貯蔵庫、といわれるくらい、女性にとっては大切な臓器です。

もともと女性は毎月の月経によって肝の血液を失いますが、ストレスや疲労によっても、肝からさらに血が消耗されます。
さらに消化を司る”脾”やホルモンバランスを司る”腎”にも悪影響が出て、不調が増えていくのです。

PMS 対策として重要なのは、月経前にストレスをためこまず、睡眠を十分にとることです。また温かいものを摂って体を冷やさないこと。

 

また PMS には、「肝気うっ結」「肝脾不和」「肝腎陰虚」の三つのタイプに分けられます。

体質ごとに不足している栄養素を補って肝血を養えば、PMS 症状だけでなく月経痛も和らぎます。

中医学では、月経中に自分の体質に合わせた温かいスープを飲んで、そのつらい症状を和らげることを推奨しています。

 

1. 「肝気うっ結(かんきうっけつ)」タイプ

 

「肝血」の不足から気も血も滞り、その結果、イライラ、乳房の張り、めまいなどの症状が表面に出てくるタイプ。

ストレスや睡眠不足、疲労によって肝血が消耗するため、日ごろからストレスをため込まず休養をしっかりとることが大事です。

お薦めのスープは、鶏とキノコ、セロリ、ナツメのスープ

「血」が不足して元気を失ったときのお薦めは、体を温めて血を補う「鶏肉」をメインにしたスープです。手羽先など骨付きのものにすると潤い効果も高まります。ナツメには、血を補う効果が高く、キノコ、ネギやセロリなどで気血の巡りをよくして下さい。

 

2. 「肝脾不和(かんぴふわ)」タイプ

 

肝の血が不足したときに、消化器を司る脾に症状が表れやすいタイプ。

胃のむかつきや食欲低下、腹痛や下痢が起こります。甘いものが無性に食べたくなるのもこのタイプの特徴です。冷たいものは避け、暴飲暴食を慎みましょう。

お薦めスープは、豚肉と長いものスープ

消化器が調子を崩しがちなこのタイプにお薦めは、「脾」をいたわる効果が高い豚肉です。体にエネルギーを補い、疲れやすさも改善する長いもと組み合わせるとさらに効果が高まります。

 

3. 「肝腎陰虚(かんじんいんきょ)」タイプ

 

ほてりや、肌のかさつき、にきびなどが表れやすいのがこのタイプ。

月経前になると、足腰がだるくなったり、動くのがおっくうになります。ホルモンを司る「腎」も消耗した状態なので、腎の元気を回復するためにも、睡眠不足を避けましょう。

お薦めスープは、魚介、クコの実、黒豆のスープ

「肝」にとって重要な「血」を養う食材であるのが、クコの実。またホルモンバランスと関係が深い「腎」の力をつけるには、エビやアサリなどの魚介類、黒豆、ヒジキ、黒ゴマなどの黒い食材を意識してとって下さい。

スープは、月経中の数日間、特に出血の多い日には必ず飲みましょう!

 

またどのタイプにも共通する養生法として、

・ストレスを発散する
・夜更かしをしない
・温かいものをとる

それぞれのタイプには、漢方薬剤においても処方が異なります。PMS でお悩みの方に、体質や体調にあった養生や漢方処方を行います。是非ご相談、問い合わせを!